こんにちは!
最近の日帰り温泉施設の中には、温泉施設だけでなく、宿泊施設があったり、商業施設(ショップ)、レジャー施設(遊べる)があったりと、「観光的要素」も取り入れた施設が増えましたね。
わたくし "さる山" は、温泉に入りながら視覚と聴覚が満たされ ”まったり” できれば、そして、大広間の休憩所でぐっすり昼寝が出来れば最高の「まったり温泉」と思っているので、付帯する施設をあまり気にしたことはありません。
かえって付帯施設があると、平日でも混雑している場合があるので、立ち寄るのを躊躇することがあります。
今回取り上げる日帰り温泉は、敷地内に宿泊施設やショップなどがありますが、平日訪れても意外と "まったり” できるお気に入りの日帰り温泉施設です。
伊豆市にある、伊豆温泉村 「百笑(ひゃくわらい)の湯」 の おすすめ度・まったり度を紹介します。
※ 男湯の情報中心になります。ご了承ください
伊豆温泉村 「百笑の湯」のおすすめ度・まったり度
メモ
百笑の湯は温泉施設。
金山SPAは夏季限定のプールエリア。
金山SPAのみの利用は出来ず、百笑の湯を利用する方が対象
※ お風呂に関する画像は、他のお客様への配慮から撮影しておりません
「百笑の湯」のまったり度
まったり度
評価のポイント
1.種類豊富な温泉
2.選べる休憩所
3.館内の混雑状況
評価のポイントに、この3点をあげました。
☑ 種類豊富な温泉は広々とした内風呂に ”炭酸泉” と ”塩の湯” が、露天風呂には ”源泉かけ流し陶器風呂” があり、まったり温泉三昧できます
わたしが ”まったり度” が高いと思ったお風呂がこの3点です。
炭酸泉(通称、ラムネ風呂)は、2006年サッカーワールドカップの宮崎合宿(ジーコ・ジャパンですね)で利用され、”疲労回復につながる”ことで広く知られるようになりました。
多少ぬるめに調整されているので、まったり入るにはちょうど良い湯加減!
15分程度入りましたが、気持ち良くて帰るまでに何度もはいりました。
塩の湯 は、死海(イスラエルやヨルダンに接する塩湖)の塩を溶かした温泉です。
このお風呂の楽しみは、身体が ぷかぷか 浮く事です!
海水の7倍もの塩分濃度があるそうで、上手に身体を浮かせて充実の まったり タイム。
塩分濃度が高いため目に入ると痛いので注意
源泉かけ流し陶器風呂 は、露天風呂横に並んだ3つの陶器風呂。
湯加減は ぬる湯 なので、好みがハッキリ分かれてしまうかもしれません。
そんな ぬる湯 の陶器風呂に浸かりながら、昼間はのんびりと空を見上げ、夜は星空を見上げて まったり出来るのが ぬる湯の良さだと思います。
☑ 選べる休憩所で まったり くつろげます
休憩所は施設の2階にあります。
大広間の休憩所だけでなく、別室には仮眠室も。
TV付きリクライニングチェアなので、見たい番組を見ながら気が付けば眠りの世界へ。
静かな室内で、充実のリラックスタイムを過ごせます。
更に女性には嬉しい部屋が用意されています。女性専用休憩所もあります。
ひとりでフラリと温泉に立ち寄るのが好きな女性にとっては、安心してくつろげる優しい施設ですね。
大広間からの眺めを楽しんだり、同伴者(仲間)との会話を楽しんだり。
睡魔に襲われたら仮眠室で寝るのもいいですね。
選べる休憩所は、まったり度 ポイントも高いです。
☑ 駐車場の混み具合だけで判断してはいけない、館内の混雑状況
駐車場に着くと、「今日も車がいっぱいだ。混んでいるかな・・・」と思う事が何度もあります。
混雑していると立ち寄るのを躊躇いがちになりますが、この施設の場合は駐車場の混雑だけで館内が混雑していると判断するのは危険です。それは、「フィットスパ倶楽部」があるからです。
スポーツ施設(スタジオ、ジム、プールなど)を利用される方の多くは、帰り際に温泉やサウナに立ち寄る程度の印象を受けます。
その為、駐車場に車を多く見掛けても休憩所はガラガラで、大広間で熟睡出来ることもあります。
もちろん、お風呂場も閑散としていて、のんびり温泉を楽しむことが出来る場合もあるのです。
フィットネス施設の混雑に騙され(?)、意外と穴場で、まったり くつろげる施設なのです。
夏場はプール(金山SPA)開園の為、休憩所は賑やかなことが多いです
夏場の賑やかさがあるので星の数はわずかに減点しましたが、さる山お気に入りのまったり温泉です。
「百笑の湯」のおすすめ度
おすすめ度
評価のポイント
1.温泉とサウナ
2.充実のリラクゼーション
3.選べる楽しみ方
☑ 種類豊富な温泉とサウナが楽しめる施設
源泉かけ流し風呂をはじめ、炭酸泉や塩の湯、露天風呂などなど。
2種類ある露天風呂の一方は、草津の湯の入浴剤が使われているので、伊豆にいながら”草津”を楽しめます。バラエティ豊かな温泉なので、大人でも「せっかくだから」と全てのお風呂に入りたくなるような楽しさがある場所です。
また、サウナは70℃前後に調整されたサウナと、80℃前後に調整された2種類のサウナが露天風呂エリアへ出るとあります。サウナ室内は広さもあり、室温も熱すぎないので、入りやすいサウナだと思います。
温泉とサウナの種類の多さは、おすすめ度ポイントが高い施設です。
☑ 疲れ具合に合わせて選べるバリエーション豊かなリラクゼーション
無料で楽しめるリラクゼーションといえば、マッサージチェアです。
2階休憩所の前に置かれているので、凝った身体をほぐして貰い、リフレッシュできます。
台数があるので、比較的待たされずにマッサージチェアに座れると思います。
メニューも豊富なので、疲れ具合に合わせたマッサージが楽しめます。
わたしも訪れると必ず一回はこの場所に腰掛け、マッサージを受けているお気に入りの場所です。
有料のリラクゼーションは、種類豊富な内容になっています。
男湯には「あかすり」が、2階には「リラクゼーション」コーナーがあるので、そこでは「ボディケア」や「ボディクリーン」、「リフレクソロジー(手足の反射区を刺激)」、「タイ古式ヒーリング」、「バリエステ」などが楽しめ、リフレッシュできます。
1階エレベーター横の階段を上がったところに 受付 があるので、興味があれば試してください。
☑ 種類豊富な楽しみ方が揃っているので、自分にあった時間が過ごせます
建物の外(サンダルを借りて出られます)駐車場の横には卓球コーナーがあります。
2面分用意されていて、ラケットとピンポン玉も置いてあるので直ぐにでも楽しめます。
同伴者と卓球コーナーでひと汗かくのも楽しみ方です。
そして、卓球コーナー横の建物内に 「手づくりパン工房」 があります。
「百笑の湯」の受付横でもワゴンを出してパンの販売がおこなわれますが、おみやげのパンやお菓子などを買おうと予定している場合は、直接こちらに外出して買われるのをおすすめします。
ちなみに、百笑の湯で販売されているパンは夜になるとセールがはじまります。
時間ごとに値引きされていくので、注意して見てください。
ココに注意
手づくりパン工房で買う場合はお財布を忘れずに
そして、漫画好きな方が楽しめるよう、1階ロビーマンガコーナー(冊数が多いのは1階です)と2階の本棚に漫画が置いてあります。休憩所や漫画コーナーで熟読されている方を見かけるので、楽しめるラインナップが揃っているようです。
また、「フィットスパ倶楽部」と建物がつながっているので、百笑の湯 の入館者は「フィットスパ倶楽部」にある ”歩行プール(温泉プール)” と ”サウナ” が無料で利用(大人のみ)できます。
水着・帽子(レンタルもあります)を持参して出掛け、歩行プールで身体を動かし、サウナで身体を温めリフレッシュするのも楽しみ方です。
館内はフリーWi-Fiに接続可能です。
ココがダメ
ログインが必要なページ(IDやパスワード情報を扱う)や通販などの操作には注意してください。
PCやスマホで映像や音楽を楽しむこともできます。
休憩室で まったり するばかりでなく、いろいろ楽しめる施設になっています(充実の施設)。
温泉、サウナ、リラクゼーション、豊富な施設。
百笑の湯は、一日楽しめる楽しい施設です。
お出かけする前に
基本情報
営業時間:10:00~24:00(最終受付:23:00)
定休日:なし
入館料 | 1日券 | |
大人 | 小人 | |
平日 | 1,500円 | 700円 |
土・日・祝・特定期間 | 2,000円 | 1,000円 |
館内着やバスタオルなどは、入館料に含まれています。
(緑のバッグが男性用。赤のバッグが女性用)
気になる入館セットの中身はこのようになっています。
メモ
入館セット【男女共通】
➀ リストバンド(ロッカーキー)
② バスタオル1枚
③ 館内着(上下)
18時以降の入館は「夜間券」、60分だけの入館は「立ち寄り券」と別料金のプランもあります。
また、入館料は会員割引きなどもあります。ふらりと立ち寄る可能性がある場合は、対象カードを持ち歩かれるといいでしょう。
ココがポイント
セゾンカード、JAF会員カードの提示で入館料が10%OFF
大仁温泉は昭和12年の夏、大仁金山の地下98mから突然80度の高温で噴出、以来「金山から湧き出る 黄金の湯 として親しまれている温泉だそうです。
温泉の効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復期、疲労回復によいとされています
今では採掘されていませんが、金脈の中から湧き出る温泉に浸かることで、さる山は幸運をGETしようと邪悪な考えも持っています(笑)
ココに注意
ロッカー内に鍵(リストバンド)の閉じ込め注意
男湯のロッカーは接触開閉型(鍵無し)です。
リストバンドを外してロッカーに置いてしまい、「さあ、行くぞ!」と扉を閉めてしまった。
「?!」・・・
「!!」
気が付いた時には時既に遅しで、リストバンドを閉じ込めてしまった・・・。
とならないように注意してください。
百笑の湯からの富士山眺望
2階休憩所右側(東側)寄りからは、このように富士山が見えます。
休憩所で富士山を眺め、まったりくつろぐことが可能です。
しかし、残念ながら、お風呂に肩まで浸かりながら富士山を見ることができる温泉ではありません。
目隠し用の垣根もありますし、角度の関係から、大浴場や露天風呂を歩く時の目線で見える程度です。
アクセス
住 所 静岡県伊豆市瓜生野(うりうの)410-1
施設名 伊豆温泉村 百笑の湯
(株式会社 時之栖 グループ)
最寄駅 伊豆箱根鉄道 駿豆線 「大仁」駅より車で約3分
バス停 新東海バス「瓜生野下」バス停下車 徒歩約2分
伊豆箱根鉄道駿豆線「大仁」駅 - 「百笑の湯」間に無料シャトルバスあり
(※ 詳細は百笑の湯にご確認ください)
「百笑の湯」周辺施設
内部を見る事は出来ませんが、駐車場から「帝産大仁鉱山跡地」を見る事ができます。
大仁金山は徳川幕府が江戸時代に採掘を始めたとされ、その後昭和になると 帝国産金大仁鉱業所 となったそうです。現在は採掘が中止されたままで、このような景色が見られるだけです。
敷地内には宿泊施設「ホテル オリーブの木」があります。ドームハウスの宿泊施設なので、少し変わった場所に泊まり思い出づくりをしたい方は、是非施設案内を調べてみてください。